イゲタ沼田の看板商品「焼ちくわ」は、近海で水揚げされた新鮮な生のスケソウダラを使い、創業以来変わらない「石臼すり」と、伝統手法「ぼたん焼き」で1本1本丹念に焼き上げました。特にイゲタ沼田がこだわり続ける肉厚の焼ちくわは、噛むほどにジュワーと広がる「旨味」と、モチモチッとした「弾力」が特徴。火を通さずそのままの味わいを楽しんで良し、おでんなど煮込み料理にしても良し、美味しく召し上がっていただけます。
伝統手法「ぼたん焼き」
全国にかまぼこ・ちくわは数々あれど、青森の焼ちくわといえば「ぼたん焼き」。表面の焦げ目が、まるでひらひらと舞う牡丹の花びらに似ていることから名づけられた「ぼたん焼き」は、金属棒に巻きつけたすり身を、20mも続く炉の上でゆっくり回転させながら焼き、800度の高温で仕上げることによって、独特なぼたん模様の焼き目がぷっくりと膨れます。東京の台所・築地で“ぼたん焼き”といえば、青森産といわれるほど、隠れた名産として注目されています。
創業以来の「石臼すり」
イゲタ沼田では創業以来、「石臼すり」ですり身を仕上げています。カッターだけで仕上げたすり身と違って、「石臼すり」はフンワリと空気を抱き込むことで、滑らかでありながらも、少し粗めに繊維を残した食感が昔ながらの味わい。
「石臼すり」工程は約15分。この手間を惜しまずにかけることで、イゲタ沼田がこだわる美味しい焼ちくわができ上がります。
噛んだ時のプリプリっとした歯応えは、近海で水揚げされ鮮度や大きさにこだわった、生のスケソウダラを原料にしているから。堅めに仕上げているので、6〜7時間煮込んでもその食感を損なうことなく、煮くずれせずに美味しくいただけます。
「焼ちくわ」を煮込むと、その味が一旦出汁の中にしみ出し、煮込むうちに今度はちくわに出汁がもどります。そのためイゲタ沼田では薄味にこだわりました。塩や砂糖など調味料のバランスを大切に、塩辛過ぎず甘さも控えめにして、新鮮な素材本来の味を損なわないようこだわっています。
一見同じように見えて、食べ比べてみると味も食感も全然違う「焼ちくわ」は、製造会社によってこだわりがあります。イゲタ沼田では焼き時間をはじめ、焼き炉レ−ンの長さや火の出る高さなどを工夫し、焦げ目のぼたん模様の大きさや形をチェック、美味しそうな焼き上がりのものだけをお届けしています。
「焼ちくわ」は本来、煮込んでいただくと美味しさが際立つ食材。ぼたん模様の焼き目も、煮込んだ時に出汁がよくしみ込むようにと考案されたものでした。これからの季節、青森では特におでん種としてひっぱりだこです。
品名 | 焼ちくわ(魚肉煉製品) |
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原材料名 | 魚肉・ばれいしょ澱粉・砂糖・卵白・ぶどう糖・食塩・植物油脂(大豆・パーム油)・豚脂・発酵調味料・調味料(アミノ酸など) ※合成保存料不使用 |
内容量 | 一本入 |
保存方法 | 要冷蔵(1℃〜10℃) |
価格 | ★★本入り/★★★円 |
消費期限 | ★★年★★月★★日 |
おすすめレシピ【ちくわの筑前煮】
お肉の代わりにもなる焼ちくわ!
- 里芋は電子レンジで加熱をし、皮を剥きます。人参、ごぼう、焼ちくわは乱切り、きぬさやは軽くゆでたあと2~3等分に斜め切りにします。
- 鍋にきぬさや以外の1.の材料を入れ、だし汁と調味料を入れて煮ます。
- 汁気がなくなるくらいまで煮て(時々鍋の底から混ぜ合わせるのがポイント)、お皿に盛りつけます。きぬさやを添えたらできあがり!
- 材料(2人分)
- 里芋 7個、人参 1/3本、ごぼう 1/2本、ぼたん竹輪 2本、きぬさや 5個、だし汁 ひたひた、砂糖 大さじ2、酒 大さじ1・1/3、みりん 小さじ2、醤油 大さじ2